2010年03月16日

『フローズン・リバー』

映画『フローズン・リバー』

家族と“まともに暮らすため”に不法入国を手助けして報酬を得るようになった女性2人の物語。白人女性のレイ(メリッサ・レオ)は夫に新居の購入資金を持ち逃げされ、テレビのレンタル料も食事代にも事欠く状態に。先住民保留地に住むライラ(ミスティア・アップハム)は、義理の母に取り上げられた自分の子供をいつか引き取り一緒に暮らすためにお金が欲しい女性。2人が出会い、1回で高額報酬が得られる外国人不法入国の手助けに手を染めていきます。

ストーリー的にちょっと無理があると思うし、家族を守るためといっても安易すぎるとは思った。でも生きていくって大変なことだから、女の持つある種の潔さみたいなのは、理解できるしサバサバして気持ちいいかも。

2008年サンダンス映画祭で審査員大賞(グランプリ)ドラマ部門受賞し、それ以降いろいろな映画祭で監督賞や作品賞などを受賞している作品。
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2010年03月08日

『千年の祈り』

千年の祈り

離婚してアメリカで一人暮らしをする娘に会いに、中国・北京から父親がやってくる。父親も妻に先立たれ、一人暮らし中だが、結婚に失敗した娘の身の上を案じ、よりよい結婚をさせたいと願っている。でも娘は父に心を開かない。お互いに本音を話し合うことができないまま、時間だけがゆっくりと流れていく。

ハーヴェー・カイテルが出ていて大好きな『スモーク』を撮ったウェイン・ワン監督作品。風の音や明るい陽射しなど、静かな映像が大好き。父親が眺める窓の外の情景に、生きることの孤独と切なさを感じてしまいました。

なんか少し、途中で不覚にも寝てしまったという^^; でも静かに心にしみこむ映画でした。父親と仲良くなるイラン人のマダムの身の上が気の毒。息子に赤ちゃんが生まれると喜んでいたのに、結局「赤ちゃんの世話をさせたくない」との息子夫婦の理由によって老人ホームに入れられてしまうマダム。日本でもよくある親子関係です。

最後には、娘と父がお互いに少しだけ本音を言い合い、完全に打ち解けあうことはないけれど、少し距離が縮まって別れます。親子のほろ苦い姿かな。
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