2010年03月08日

『千年の祈り』

千年の祈り

離婚してアメリカで一人暮らしをする娘に会いに、中国・北京から父親がやってくる。父親も妻に先立たれ、一人暮らし中だが、結婚に失敗した娘の身の上を案じ、よりよい結婚をさせたいと願っている。でも娘は父に心を開かない。お互いに本音を話し合うことができないまま、時間だけがゆっくりと流れていく。

ハーヴェー・カイテルが出ていて大好きな『スモーク』を撮ったウェイン・ワン監督作品。風の音や明るい陽射しなど、静かな映像が大好き。父親が眺める窓の外の情景に、生きることの孤独と切なさを感じてしまいました。

なんか少し、途中で不覚にも寝てしまったという^^; でも静かに心にしみこむ映画でした。父親と仲良くなるイラン人のマダムの身の上が気の毒。息子に赤ちゃんが生まれると喜んでいたのに、結局「赤ちゃんの世話をさせたくない」との息子夫婦の理由によって老人ホームに入れられてしまうマダム。日本でもよくある親子関係です。

最後には、娘と父がお互いに少しだけ本音を言い合い、完全に打ち解けあうことはないけれど、少し距離が縮まって別れます。親子のほろ苦い姿かな。
posted by ちー at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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