| アースシーの風 ― ゲド戦記V Ursula K. Le Guin by G-Tools |
アランが王となり、世界がひとつになって平和になったはずのアースシーで、再び竜が暴れだす。死者の谷では、境界の石垣が崩れはじめ、1人の男を毎夜苦しめる。「何が」とはっきり分からない、世界を不吉な影が襲う中、その原因を探るために、王は魔法の砦、ローク島に向かう。
前作で唐突に竜を呼び寄せたテルーが、実は竜そのものであったこと、正しいと思って世界を守ってきた魔法使いたちの、その考え方の中にこそ、歪みが生じていたこと、全き王であり、完璧に世界を治めているかに見えるアランでさえ、偏見や思い込みを打ち破ることが難しく、またその偏見を捨てたときに開ける世界がどんなに良いものかということなどが、たくさんの登場人物を通して語らます。
ちょっと、よく分からなかったかも。もう一度、時間をおいて読んでみるかな。。。


>ちょっと、よく分からなかったかも。
実は私もそんな感じです。『ゲド戦記』は色々な登場人物のせりふや人格を通して、哲学的内容が訴えられているように思います。1回や2回読んで、すぐに作者の意図は分からないのかもしれません。
機会があったらもう一度読んで見たいと思います。