2007年06月04日

家庭の医学:西 成彦、伊藤 比呂美

家庭の医学家庭の医学
西 成彦 伊藤 比呂美

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アマゾンに画像がない!なんでかなあ。
それはともかく。小気味のいい文章が大好きな伊藤 比呂美さんと、そのダンナさん(元?)の共著です。家庭を営むということ、子どもを育てるということは、愛のあふれる美しいものなんかではなく、大昔から憎悪と苦しみと痛みと困難と怒りと、そんな感情につきまとわれながら行われてきたことなんだよ、ということを解説した本です(と私は受け取りました)。グリム童話や日本の説経節、おとぎ話に語られてきた子捨てや子殺し、親殺しが、そのことを実証しているじゃないの、というわけです。家庭の中で、子に対して、親に対して、夫や妻にたいして、そういうドロドロとした感情を抱くことはちっとも異常じゃないし、まったくの違う人間なのだから当然。だけれども、その感情に流されずに、感情とうまく折り合いをつけていくのが人間。だから、物語の中に気持ちを押し込めて、語り継ぐことで、ストレスも発散したし客観的に自分を見ることもできた。それが白雪姫でありヘンゼルとグレーテルであり、安寿と厨子王であり山椒太夫であるから、そんな視点から読んでみれば?──といわれている気がしました。

「ディズニーは大嫌いです」の一文に笑ってしまった(^^; 愛と希望と美しいことばかりがあふれているものね、ディズニーには。その嘘臭さが、実は私も大嫌い。へそ曲がりです--;
posted by ちー at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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