2007年06月28日

『福耳』

福耳 スペシャル・エディション福耳 スペシャル・エディション
宮藤官九郎 瀧川治水 田中邦衛

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監督:瀧川治水
出演:宮藤官九郎、田中邦衛、高野志穂
   司葉子、坂上二郎、宝田明

「木更津キャッツアイ」で一躍有名になったクドカンですが、実は私は彼の作品はちゃんと見たことがなくて、この映画もあまり期待せずになんとなく見始めたんですが、これはなかなか、あったかくていい映画でした。心臓発作で死んだ老人(田中邦衛)が、自分の恋心を成就させたくて福耳の青年(クドカン)にとり憑いたために、珍騒動が巻き起こり……、というコメディです。とり憑いた老人は鏡の中に見えていて、クドカンと同じ衣装、同じ動作で一緒に歩いている、そんな演出が楽しい舞台を見ているよう。

「文部省出身ながらオカマでスナックのママ」というキャラを演じた宝田明が、脇役ながらいい感じ。あの濃い顔と体格にオネエ言葉が妙にマッチしていてオモシロかった。クドカンの演技はイマイチだったけど、ホンモノの彼の福耳に免じて許してあげよう。あの耳タブは、さわるとご利益がありそうだぁ。

浅草の光の加減もいい感じ。最後のほうでは、とり憑くのをやめた老人の遺灰を北海道の海に撒いて弔うシーンがあるのだけど、風に飛ばされる灰が青い海の上できらきらとキレイに散っていくのが胸にしみました。
posted by ちー at 10:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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