2008年01月10日

『サラエボの花』

『サラエボの花』公式サイト
監督:ヤスミラ・ジュバニッチ
出演:ミリャナ・カラノヴィッチ、ルナ・ミヨヴィッチ、、レオン・ルチェフ

1992年〜1995年のボスニア紛争で、兵士による集団レイプを受け妊娠・出産した女性と、その子どもの物語。1992年といえば、ついこの前といってもいいくらい最近のイメージなのに、ボスニアで紛争がひどいと連日ニュースでも見ていたはずなのに、この映画を見るまで、虐殺や集団レイプのことをほとんど知らなかった。恐ろしい…。

「民族浄化」という思想の元に、男性と子どもは殺害し、女性はレイプして子を産ませる行為は、あまりにも野蛮でちょっと信じられない。1990年代といえば、私が子育てをしていた時期。その同じ時期に、ヨーロッパの一角で、平気でそんなことが行われていた事実に、ただただ驚愕というか唖然というか…。自分が男で兵士だったら、同じことをするのだろうか。私が知っている男たちも、その場にいたら同じことをするのだろうか。

てなことを、ぐるぐると考えさせられる映画でした。シネマカフェに、この映画の監督のインタビュー記事が掲載されています。まだ30代の若い女性監督。きっと世界に事実を伝えたかったんだなあ、この人。

「伝えたいという気持ちがとても重要」『サラエボの花』ジュバニッチ監督が語る

怒りに走り過ぎないように、センチメンタルにならないように心がけたそう。それは成功してるなと思いました。作品に対してのプロ意識だな、と感じます。

あと、主演の女優さんがとても上手だった。疲れた様子、複雑な思いに葛藤する様子、娘を想う気持ちなんかが、動作や目にこめられている感じ。
posted by ちー at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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