2008年06月03日

てのひらの迷路:石田衣良

てのひらの迷路てのひらの迷路
石田 衣良

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石田衣良さんも、気になっていた作家のひとり。テレビのコメンテーターなんかもよくやっていて、つかみどころのないしゃべり方が面白い人だなあ、と。

教育テレビで、作家が作品を作るまでを記録するという45分くらいの番組で石田衣良さんを取材しているのがありました。読んだら自殺をやめたくなるような物語、というのが与えられたテーマで、無作為に本の中から選んだ3つの言葉をキーワードとして使う、というのが条件。石田さんは、スケッチブックのような紙に思いついたことをフローチャートを書くようにサラサラと書き込んでいって、短時間で物語のプロットをまとめてしまいました。そのプロットに従って、集中的に短時間で物語をまとめあげていく姿は、なかなか興味深いものがありました。

「どの作品」と決めていたわけではないけど、たまたま図書館に残っていた石田さんの作品がこの「てのひらの迷路」だけだったので、これが私の“初石田”です。どこかのPR誌に連載したのをまとめた本で、原稿用紙10枚程度の短編を集めたもの。それぞれの短編の前に、石田さんのプチ解説も掲載されていて、どういうシチュエーションで書いたかとか、なにを思って書いたか、などが説明されています。それを読みながら本編を読むと、石田さんが物語をつむいでいくさまが想像されて楽しかったです。

テレビで「すばらしいですねえ」なんてコメントしている声のトーンで読み終えました。面白い人だなあ。もう少し、いろいろと読んでみることにします。
posted by ちー at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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